□家路(ディアナ・タービン)□※「クラシック名曲」カテゴリーで編曲された歌曲を入れるのは邪道な気がするが、原曲はドヴォルザーク作曲のクラシック曲という事で許していただきたい。
この曲を知らない日本人はほとんどいないといわれるこの超名曲。小学校の下校時間や図書館の閉館時間に、このメロディが流れてた思い出が誰にでもあるだろう。しかし、最近は図書館などでは聴かない気がするが、小学校ではまだつかわれてるのかな?知らない人も、もしかして現在は多いのだろうか。
日本語歌詞では「遠き山に日は落ちて」や「家路」などの題があるが、あちらも大変素晴らしい出来だ。日本語歌詞で有名なので、この曲が日本古来の曲と思ってしまっている人も多々いるのではなかろうか。後述するが、作曲はドヴォルザークだ。
余談だが、まるで日本唱歌の代表のようなあの
「蛍の光」も、実は楽曲はスコットランド民謡で外国の曲だったりする。
小学生ぐらいの時、この曲を聴くと「絶対家に帰らなければいけない気分」にさせられたのは自分だけではあるまい。当時、この曲の題名がわからなくて
「とっとと帰れソング」と俺は勝手に名づけていた。
変な題つけてドヴォルザーク先生ごめんなさい。
元々はドヴォルザークの「交響曲第九番第二楽章」のイングリッシュホルンによる冒頭部分(注1)を、ドヴォルザークのアメリカ音楽院での同僚であるW.A.フィッシャーが詩をつけたものだ。チェコ人であるドヴォルザークがアメリカに渡ってから作った曲なのに、やたらと日本人の心情に合うのは、「日本音楽でもよく使うペンタトニック(五音音階、ヨナ抜き音階)的メロディだからだ」そうだ。ここらへんは自分が不勉強でよくわからないので、いろいろ調べてみてwikiを参照してみたところ、歌謡曲でいえば「北国の春」「夢追い酒」「上を向いて歩こう」「木綿のハンカチーフ」などが該当するとの事。詳しくは以下のwikiなどを参考に読まれるとよかろう。
□wiki「
五音音階(ペンタトニックスケール)」
□wiki「
ヨナ抜き音階」
(注1)この冒頭部分のメロディーは、ドヴォルザークの完全作曲ではなく元になるアメリカ先住民族の民謡が存在するらしい。
今回の動画で歌っているのは、ディアナ・ダービン(Dianna Durbin)だ。アメリカの30-40年代のハリウッド女優らしい。古い女優は詳しくなく多くを語れないので、詳細は以下のHPをどぞ。
□「
ディアナ・ダービン Dianna Durbin」
□「
素晴らしき哉、クラシック映画!」
□YOUTUBE「
"Going Home" - Paul Robeson」
※こちらは黒人バス歌手であるポール・ロブスン版「家路」。低音がきいた渋い声でディアナ・タービン版とは好対照で面白い。
さて、「家に帰らなくてはいけない衝動」に駆られるこの名曲。
お店をしてる人で、閉店時間になっても客がなかなか帰らなくて困っている方は、この曲を流せば何人かの客はとっとと家路につくだろう。効果覿面、間違いない。是非、おためしあれ。
今回の文章を書くにあたって以下のサイトを参考にさせてもらいました。多謝。
□「
遠き山に日は落ちて(家路) 歌詞と解説・MIDI」
□「
家路 交響曲第9番《新世界より》第2楽章:ドヴォルザーク 曲詳細 楽譜配信サイト@ELISE」
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
- 2007/10/10(水) 01:34:56|
- クラシック名曲
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