□トルコ行進曲(モーツァルト)□※よく演奏会などで披露されるこの名曲。聴いた事が無いって人は皆無だろう。正確には「ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331」の第3楽章後半部分にあたる。「トルコ行進曲」は他にベートーヴェン版やハイドン版もあるが、今回はモーツァルト版をご紹介。
メジャーすぎて聴き飽きているかもしれないが、上記のリンクはラフマニノフによる演奏で、一聴の価値がある。ラフマニノフは、緩急や強弱のつけ方が抜群にうまい。とちりそうなところでも全くとちらない、その演奏技術は大変素晴らしい。
音源が古いためか音質は良くないが、原曲のテンポ「Allegrettoアレグレット【快速に】」より速い「Allegroアレグレ【急速に】」で弾いていて、独特で個性的、かつ軽快さだけでなく優雅さも兼ねそろえている。
人によっては、いかにもロシア的な機械的で無機質な印象も受けるかもしれない。情感を込めた音楽を好きな人からすれば、どこか冷めた演奏に感じる事だろう。完璧すぎる演奏は「まるで無味乾燥な空気のよう」に感じられてきて、冷たい印象を持つのは仕方ないのかもしれない。しかし、決して感情が込められていないわけではないのだ。
冬空の乾いた空気の中で規則正しく行進する軍隊をイメージしながら聴いてみるがよい。機械的に動いていても人間の心の芯には熱いものが秘められている事が、何回も聴くうちに感じられてくるようになるだろう。
他の演奏例として、ブーニン版も置いておこう。好みは分かれるだろうが、自分はラフマニノフ版の方が好きだ。
□YOUYUBE「
Stanislav Bunin Playing Mozart's Alla Turca」
他には、こんなのもある。
□TOUTUBE「
Mozart Sonata A - Major KV 331 Alla Turca」
※演奏者はロサンゼルス・ギター・カルテット(Los Angeles Guitar quartet)のメンバーであるウィリアム・カネンガイザー(William Kanengiser)という方。映画「クロスロード」のエンディングはこの人の演奏(らしい)。よく聴くとわかるのだが、伴奏も同時に弾いているよ、これ・・・。凄すぎる!
□YOUTUBE「
Mozart - Rondo alla turca (guitar)」ハードロック調「トルコ行進曲」。※超高速バカテクエレキギターによる演奏だが、コメント欄で「この演奏はイングヴェイ・マルムスティーンじゃないか?」と議論になっているが、「イングヴェイのどのアルバムにもこの曲はない」と否定もされているので、演奏家が誰であるかは不明。イングヴェイ・フォロワー(※)の可能性が高いかな?詳細をご存知の方、情報プリーズ。
※フォロワー【follower】追従者の意。つまりイングヴェイの演奏に感銘を受けた人がイングヴェイの弾き方を真似て弾いているって事。
□YOUTUBE「
ULI JON ROTH [ RONDO ALLA TURCA ]」
あぼーん仙人、ウリ・ジョン・ロートによる「トルコ行進曲」!!!※ドイツのギター仙人(ギター侍ではない)、ウリ・ジョン・ロートによるこの演奏!フレット部分で弾いているのか耳を劈(つんざ)くような高音でアレンジも効いていて構成も抜群だ!
すげえぜ!超かっけぇぇぇぇ!!!動画でないのがちょと残念。
モーツァルトは「クラシック界のロックだ」とよくいわれている。実際、エレキで演奏したらこんなにも音に違和感が無いのはその証明ともいえるだろう。モーツァルトが現代に生きていたら、偉大なロックスターになっていたかもしれないと考えると、面白いね。
※原曲のイメージぶち壊しだが、歌詞うまいなあw
【用語補足】■全てwiki
「
トルコ行進曲」「
ピアノソナタ第11番 (モーツァルト)」「
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」
「
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」「
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン」「
セルゲイ・ラフマニノフ」
「
スタニスラフ・ブーニン」「
イングヴェイ・マルムスティーン」「
ウリ・ジョン・ロート」「
フレット」
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
- 2007/10/28(日) 23:21:11|
- クラシック名曲
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