□「新世界より」第4楽章□※カラヤン指揮のこの有名な曲を十代最後のころにまともに全編を通して拝聴したときの衝撃はすごかった!まさに脳内がコペルニクス的転回を引き起こす感じだ。ヘッドフォンで何回も繰り返し繰り返し聴いた。劇的な歓喜が脳内を駆け巡り麻薬のように延々と聴いた。当時、哲学や詩歌に傾倒してた自分の中で新しい発想が湧き出すように産まれてくるのがわかった。まさにインスピレーションを創出させる超名曲だ。多感で創造的な時期にこの曲を聴くのはとてもいいと思う。
しかし、クラシック好きの知人に言わせるとドヴォルザークは「中途半端」だそうだ。モーツァルトよりスタイリッシュさに欠け、ベートーベンより魂の響きがないのだそうだ。
しかし、それはいい意味でとらえると「中庸」という事だろう。極点である「陰」と「陽」とを丁寧に混ぜて、秩序ある「陰陽」にしているといえるだろう。
自分はこの曲が好きだ。なぜならわかりにくい芸術家の感覚領域をわかりやすく表現しようとしたドヴォルザークの思いやりのある意志が感じられるからだ。わかりにくいことをわかりやすくするのは天才の所業だ。これは天才の作り出した誰にでも等しく雨を降らす神のごときやさしい曲なのだ。
□wiki「
アントニン・ドヴォルザーク」
□wiki「
交響曲第9番 (ドヴォルザーク)」□wiki「
ヘルベルト・フォン・カラヤン」
□wiki「
レナード・バーンスタイン」
テーマ:クラシック - ジャンル:音楽
- 2007/09/21(金) 02:23:04|
- クラシック名曲
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